東京外国為替市場概況・12時 ドル円、伸び悩み

 10日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では145.41円とニューヨーク市場の終値(145.25円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。東京市場が休場で閑散取引の中、9時30分頃に145.67円まで上昇した後は、145円台後半のドル売りオーダーや本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入への警戒感から145.30円台まで反落し伸び悩んだ。

 ユーロドルは小動き。12時時点では0.9745ドルとニューヨーク市場の終値(0.9744ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。早朝に0.9725ドルまで下げた反動で一時0.9753ドルまで買い戻されたが、その後は小動き。
 ポンドドルも、早朝の安値1.1059ドルから1.1111ドルまで反発した。

 ユーロ円も小幅高。12時時点では141.71円とニューヨーク市場の終値(141.59円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れ高となり、一時141.80円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.17円 - 145.67円
ユーロドル:0.9725ドル - 0.9753ドル
ユーロ円:141.29円 - 141.80円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。