東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い一服

 10日の東京外国為替市場でドル円は買い一服。10時時点では145.49円とニューヨーク市場の終値(145.25円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。145.50円には売りオーダーがあり一時上値を抑えていたが、同水準を抜けるとストップロスを巻き込み145.67円まで上げ幅を拡大した。もっとも、東京勢不在の中強引に買い上げたことや、介入への警戒感もあることで買いも一服し145.47円付近まで戻した。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では0.9738ドルとニューヨーク市場の終値(0.9744ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円が上げ幅を拡大すると、ユーロドルも先週末安値0.9726ドルを僅かに割り込み0.9725ドルまで下落した。その後は0.9741ドル前後まで戻し、もみ合いになっている。

 ユーロ円は小高い。10時時点では141.68円とニューヨーク市場の終値(141.59円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっていることでクロス円は方向感がないままだが、ドル円の上げ幅が大きかったことでユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.17円 - 145.67円
ユーロドル:0.9725ドル - 0.9745ドル
ユーロ円:141.29円 - 141.76円


(松井)
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