東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

 12日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では146.18円とニューヨーク市場の終値(145.86円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。仲値後も上値を試す動きが続き、一時146.39円まで上昇。松野官房長官から「為替動向、高い緊張感をもって注視」「過度な為替変動には適切な対応とりたい」などの発言が伝わったが、相場への影響は限られた。

 ユーロドルは弱含み。12時時点では0.9699ドルとニューヨーク市場の終値(0.9708ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。対円などを中心にドル買いが進むなか、0.9683ドルまで弱含む場面があった。

 ユーロ円は12時時点では141.79円とニューヨーク市場の終値(141.62円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて10時過ぎに141.89円まで上昇したものの、その後はユーロドルが下落した影響から買いも一服。高値圏でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.73円 - 146.39円
ユーロドル:0.9683ドル - 0.9718ドル
ユーロ円:141.43円 - 141.89円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。