欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、買い戻し

 18日の欧州外国為替市場でユーロドルは買い戻し。22時時点では0.9854ドルと20時時点(0.9819ドル)と比べて0.0035ドル程度のユーロ高水準だった。手掛かり材料に乏しいなか、株価や米金利の動向をにらんだ動きが続いている。米10年債利回りの上昇が一服したことでドル買い圧力が後退したほか、欧米株価指数の堅調推移を背景にしたリスクオンの買いも入り、20時前につけた安値0.9813ドルから0.9850ドル台まで下値を切り上げた。

 ドル円は買いが一服。22時時点では148.98円と20時時点(149.16円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。米金利の上昇一服に伴って上値が重くなり、148.80円台まで伸び悩む場面も見られた。

 ユーロ円は22時時点では146.82円と20時時点(146.46円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。株高を支えに底堅く推移。なお、リスクに敏感なオセアニアのクロス円は上げが目立ち、豪ドル円は94.42円、NZドル円は85.25円までそれぞれ上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.19円 - 149.29円
ユーロドル:0.9813ドル - 0.9874ドル
ユーロ円:145.87円 - 146.99円

(岩間)
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