欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、もみ合い

 11日の欧州外国為替市場でユーロドルはもみ合い。22時時点では0.9720ドルと20時時点(0.9717ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。時間外のダウ先物が持ち直したほか、米長期金利が上昇幅を縮めるなか、対オセアニア通貨を中心にドル安が進んだため、ユーロドルもつれる形で一時0.9738ドルと日通し高値を付けた。もっとも、昨日から0.97ドル台半ばにかけての戻り売り意欲は強いことから買いは続かなかった。

 ドル円は方向感がない。22時時点では145.65円と20時時点(145.61円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小が上値を抑えた半面、押し目買い意欲の強さから下値も限られた。

 ユーロ円は22時時点では141.58円と20時時点(141.49円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇とともに141.75円まで上昇したが、勢いはなかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.50円 - 145.86円
ユーロドル:0.9672ドル - 0.9738ドル
ユーロ円:141.00円 - 141.75円


(越後)
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