欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、底堅い

 17日の欧州外国為替市場でユーロドルは底堅い。22時時点では0.9775ドルと20時時点(0.9749ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。21時過ぎに0.9730ドル付近まで弱含む場面もあったが、一巡後は0.9785ドルの高値まで反発。欧米株高を背景にリスクオンの買いが入ったほか、米長期金利の低下、10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想より弱い結果となったことなども買いを誘った。

 ドル円は買いが一服。22時時点では148.69円と20時時点(148.83円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。20時前に1990年以来の高値となる148.89円まで上昇したが、一巡後は米金利の低下に伴うドル売りの流れに沿って148.60円台まで押し戻された。

 ユーロ円はしっかり。22時時点では145.35円と20時時点(145.09円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇や株高を受けて145.43円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.38円 - 148.89円
ユーロドル:0.9711ドル - 0.9785ドル
ユーロ円:144.23円 - 145.43円

(岩間)
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