ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、一段と下落

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一段と下落。2時時点では147.24円と24時時点(150.07円)と比べて2円83銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ減速観測に伴うドル売りと政府・日銀による円買い介入観測を背景に売りが加速。一時146.23円まで下げ、本日高値から約5.7円の大幅安となった。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「引き締めすぎにならないよう全力を尽くす必要」と述べ、米2年債利回りは一時4.4488%まで低下幅を拡大した。
 なお、日経新聞は「ドル円が一時151.95円と32年ぶりの高値を更新したことを受けて、政府・日銀は円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったようだ」と報じている。

 ユーロドルは堅調。2時時点では0.9839ドルと24時時点(0.9797ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下に伴ってドル売りが優勢となり、一時0.9868ドルまで買い上げられた。

 ユーロ円は一段安。2時時点では144.86円と24時時点(147.02円)と比べて2円16銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.23円 - 151.95円
ユーロドル:0.9705ドル - 0.9868ドル
ユーロ円:144.13円 - 148.40円


(越後)
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