ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では149.91円と24時時点(149.58円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。0時前には149.56円まで下落したものの、米10年債利回りが2008年7月以来の高水準となる4.20%台まで上昇したことを受けて反発。一時149.95円付近まで持ち直した。
 なお、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁からは「年末までに金利は4%を大きく上回る」、クック米連邦準備理事会(FRB)理事からは「インフレは依然として容認できないほど高い」などの発言が伝わった。

 ユーロドルは失速。2時時点では0.9802ドルと24時時点(0.9844ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇したほか、一時は400ドル近く上昇したダウ平均がマイナス圏に沈んだことを受けて0.9798ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は2時時点では146.95円と24時時点(147.26円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。米国株の失速につれる形で147円を割り込んでいる。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.56円 - 150.08円
ユーロドル:0.9755ドル - 0.9845ドル
ユーロ円:146.24円 - 147.30円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。