ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、じり高

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり高。2時時点では149.84円と24時時点(149.71円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが2008年7月以来の水準となる4.13%台まで上昇すると円売り・ドル買いが進行。一時149.88円と1990年8月以来の高値を付けた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では0.9765ドルと24時時点(0.9790ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が再び上昇するとドル買い圧力が高まり、一時0.9762ドル付近まで下押しし、本日安値の0.9760ドルに接近した。

 ユーロ円は2時時点では146.32円と24時時点(146.57円)と比べて25銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの戻りが鈍いうえ、米国株が再びマイナス圏に沈んだことが嫌気され、146円台前半まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.11円 - 149.88円
ユーロドル:0.9760ドル - 0.9872ドル
ユーロ円:146.08円 - 147.26円


(越後)
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