ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では149.88円と2時時点(149.84円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが高水準を維持するなか、一時149.89円と1990年8月以来の高値を更新した。一方、節目の150円を前に政府・日銀による介入警戒感が高まる状況で一段高ともならなかった。
 なお、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では「住宅ローン金利の上昇と住宅価格の上昇により、一戸建て住宅の着工数と販売数はさらに減少した」「物価はいくつかの地区で幾分緩和が見られたが、物価の伸びは高止まりしたまま」などの見解が示された。

 ユーロドルは安値圏でもみ合い。4時時点では0.9767ドルと2時時点(0.9765ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドルが底堅い動きとなるなかで一時0.9757ドルと日通し安値を付け、その後の戻りも鈍い。

 ユーロ円は4時時点では146.39円と2時時点(146.32円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.11円 - 149.89円
ユーロドル:0.9757ドル - 0.9872ドル
ユーロ円:146.08円 - 147.26円


(越後)
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