東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 26日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では148.13円と12時時点(148.31円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.06%台まで低下していることや、本邦通貨当局の覆面介入への警戒感から上値が重い展開が続いた。

 ユーロドルは強含み。15時時点では0.9961ドルと12時時点(0.9952ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を背景に一時0.9971ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は小幅安。15時時点では147.56円と12時時点(147.60円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。147円台半ばで方向感の乏しい動きとなった。

 豪ドル/ドルは、豪7-9月期消費者物価指数が32年ぶりの高水準を記録したことによる買いが継続しており、0.6415ドルまで上値を伸ばした。豪ドル円も95.00円まで連れ高に推移した。

 ドル・人民元(オフショア)は、中国の大手国有銀行によるドル売り・元買いが続いている模様で、一時7.2828元までじり安に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.89円 - 148.41円
ユーロドル:0.9944ドル - 0.9971ドル
ユーロ円:147.34円 - 147.72円

(山下)
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