東京外国為替市場概況・8時 ドル円、強含み

 26日の東京外国為替市場でドル円は強含み。8時時点では148.10円とニューヨーク市場の終値(147.93円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。昨日のNY時間に売りが進んだ反動で買いが先行。一時148.36円まで上昇する場面も見られた。日本株の取引開始や本邦勢の本格参入を待つ状態となっているが、米アルファベットなどの決算を受けて時間外のナスダック先物が売りに押されており、米株価指数の動向にも注意しておきたい。

 ユーロドルはもみ合い。8時時点では0.9959ドルとニューヨーク市場の終値(0.9966ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。0.9960ドル付近での方向感を欠いた動きとなった。目先は昨日高値の0.9977ドルや4日高値の0.9999ドルなどの上値目処、9月20日以来となる1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)を回復できるかが注目されそうだ。

 ユーロ円は小高い。8時時点では147.51円とニューヨーク市場の終値(147.41円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて買いが進み、一時147.72円まで値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.93円 - 148.36円
ユーロドル:0.9956ドル - 0.9968ドル
ユーロ円:147.40円 - 147.72円

(岩間)
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