東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では148.92円と12時時点(148.89円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.20%台で推移していることや、本邦通貨当局の覆面介入が恒常的に行われるのではないか、との観測報道などから上値が重い展開が続いた。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では0.9869ドルと12時時点(0.9884ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。地合い弱いポンドドルにつれて一時0.9867ドルまで下値を広げた。10月独Ifo企業景況感指数への警戒感なども重しとなった。
 ポンドドルは1.13ドル台を維持できず、1.1272ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円も弱含み。15時時点では146.98円と12時時点(147.17円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。前場はプラス圏を回復した中国・香港株が後場に再び売られるのを眺めて、146.97円近辺まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.60円 - 149.10円
ユーロドル:0.9867ドル - 0.9899ドル
ユーロ円:146.94円 - 147.41円


(山下)
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