東京外国為替市場概況・8時 ドル円、上値重い

 25日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。8時時点では148.87円とニューヨーク市場の終値(148.91円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。朝方に149.10円まで上昇する場面があったものの、その後は148.83円まで押し戻された。本日も為替介入への警戒感を意識した動きとなりそうだが、5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けては本邦実需勢の買い需要なども強まるか。

 ユーロドルは小高い。8時時点では0.9887ドルとニューヨーク市場の終値(0.9874ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。一時0.9888ドルまで上昇するなど朝方から買いが先行。目先は昨日NY時間高値の0.9893ドル付近や昨日高値の0.9899ドルなどがレジスタンスとして機能するか注目となる。

 ユーロ円は8時時点では147.19円とニューヨーク市場の終値(147.11円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。147.10円台を中心としたもみ合いとなっており、本邦勢の本格参入を待つ状態だ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.83円 - 149.10円
ユーロドル:0.9870ドル - 0.9888ドル
ユーロ円:147.03円 - 147.22円

(岩間)
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