東京外国為替市場概況・17時 ドル円、じり高

 24日午後の東京外国為替市場でドル円はじり高。17時時点では149.26円と15時時点(148.98円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。早朝の為替介入後は149円手前を中心にもみ合いだったが、欧州勢が参入すると介入後の戻り高値を上回り149.34円付近までじり高になった。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では0.9834ドルと15時時点(0.9843ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。10月の独とユーロ圏製造業PMI速報値が予想を下回ったことで上値が重く、17時過ぎには0.9824ドルまで弱含んだ。
 なお、リスク回避の動きに敏感な豪ドル/ドルは0.6299ドルまで下値を広げた。香港ハンセン株が6.7%近く下落していることで、売りの勢いが弱まらない。
 
 ユーロ円は底堅い。17時時点では146.79円と15時時点(146.64円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が堅調な動きを見せるとユーロ円も147円手前まで買われ底堅い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.56円 - 149.71円
ユーロドル:0.9824ドル - 0.9899ドル
ユーロ円:143.80円 - 147.39円


(松井)
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