東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い先行

 24日の東京外国為替市場でドル円は買いが先行。8時時点では149.26円とニューヨーク市場の終値(147.65円)と比べて1円61銭程度のドル高水準だった。7時過ぎから買いが強まり、前週末に急落した後の戻り高値148.45円付近を上抜けると、一時149.44円まで値を上げた。目先は本邦勢の本格参入を待つ状態だが、本日はシンガポール市場が休場とあって通常よりも流動性が低下しやすくなる点に注意したい。

 ユーロ円も買いが先行。8時時点では147.00円とニューヨーク市場の終値(145.68円)と比べて1円32銭程度のユーロ高水準だった。早朝につけた安値144.99円から下値を切り上げる展開となり、一時147.39円まで上昇。朝方の時点で値幅がすでに2円40銭ほどまで広がっており、今後も荒い値動きに注意が必要となる。
 また、ポンド円は166.77円の安値から一時169.81円まで上昇。英国では本日に与党英保守党の党首選、第1回議員投票が予定されている。

 ユーロドルは上値が重い。8時時点では0.9848ドルとニューヨーク市場の終値(0.9862ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。7時過ぎに0.9899ドルまで上昇する場面があったものの、その後は0.9840ドル台まで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.45円 - 149.44円
ユーロドル:0.9836ドル - 0.9899ドル
ユーロ円:144.99円 - 147.39円

(岩間)
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