欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、荒い値動き

 21日の欧州外国為替市場でドル円は荒い値動き。22時時点では151.46円と20時時点(151.33円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが2007年以来となる4.33%台まで上昇幅を拡大するなか、NY勢の本格参入後はドル買いが再開。一時151.95円と1990年以来の高値を更新した。ただ、22時前には一時151.08円まで下押す場面も見られるなど、値動きは荒かった。

 ユーロドルも荒い値動き。22時時点では0.9758ドルと20時時点(0.9750ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。全般にドル買いが進んだ流れに沿って一時0.9705ドルまで下押し。ただ、22時前には0.9780ドル台まで買い戻しが入った。

 ユーロ円は22時時点では147.80円と20時時点(147.55円)と比べて25銭程度のユーロ高水準。ドル円やユーロドルの上昇につれて148.01円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.05円 - 151.95円
ユーロドル:0.9705ドル - 0.9802ドル
ユーロ円:146.68円 - 148.01円

(岩間)
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