欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、伸び悩み

 20日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。20時時点では149.74円と17時時点(149.86円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.10%台へと低下したことを受け、次第にドル売りが強まった。節目の150円台に乗せた達成感もあり、149.70円台までやや上値を切り下げた。

 ユーロドルは強含み。20時時点では0.9806ドルと17時時点(0.9787ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下を背景にした買いが入り、一時0.9808ドルまで本日高値を更新した。また、他の通貨に対してもドル売りが進んでおり、豪ドル米ドルは0.6309米ドル、NZドル米ドルは0.5706米ドルまでそれぞれ値を上げた。

 ユーロ円は20時時点では146.84円と17時時点(146.67円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。146円台後半でのもみ合い。18時30分過ぎに146.42円付近まで弱含んだが、その後はユーロドルの上昇につれて買い戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.68円 - 150.08円
ユーロドル:0.9755ドル - 0.9808ドル
ユーロ円:146.24円 - 146.87円

(岩間)
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