欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 19日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では149.57円と17時時点(149.34円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。欧州勢の本格参入後も米金利の上昇を手掛かりにしたドル買いの流れが継続。政府・日銀による為替介入への警戒感も根強いが、徐々に上値を試す動きとなり、一時149.63円と1990年以来の高値を更新した。

 ユーロドルはさえない。20時時点では0.9781ドルと17時時点(0.9839ドル)と比べて0.0058ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買いの流れに沿って昨日安値の0.9813ドルを下抜けた。一時0.9777ドルまで下押ししてる。

 ユーロ円は軟調。20時時点では146.30円と17時時点(146.94円)と比べて64銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつれて、146.27円まで本日安値を更新した。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.11円 - 149.63円
ユーロドル:0.9777ドル - 0.9872ドル
ユーロ円:146.27円 - 147.26円

(岩間)
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