欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、じり高

 19日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。22時時点では149.74円と20時時点(149.57円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.11%台まで上昇幅を拡大したことをながめ、日米金利差拡大を意識した買いが入った。一時149.78円と1990年以来の高値を更新した。
 なお、9月米住宅着工件数や同建設許可件数は強弱まちまちな結果となった。

 ユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では0.9780ドルと20時時点(0.9781ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。20時過ぎに0.9760ドルまで下げた後は売り一服となったが、米金利の上昇とドル買いの流れが続いていることもあって戻りは鈍い。

 ユーロ円は22時時点では146.44円と20時時点(146.30円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下落につれて一時146.08円まで下落したが、その後は146.40円台まで下値を切り上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.11円 - 149.78円
ユーロドル:0.9760ドル - 0.9872ドル
ユーロ円:146.08円 - 147.26円

(岩間)
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