欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い優勢

 21日の欧州外国為替市場でドル円は買い優勢。20時時点では151.33円と17時時点(150.48円)と比べて85銭程度のドル高水準だった。米金利の上昇に伴うドル買いの流れが継続。上値を試す動きが強まり、1990年以来の高値となる151.38円まで値を上げた。

 ユーロドルはさえない。20時時点では0.9750ドルと17時時点(0.9788ドル)と比べて0.0038ドル程度のユーロ安水準だった。全般にドル買いが進んだ流れに沿って一時0.9733ドルまで下押し。19時以降は下げも一服したが戻りも限られた。

 ユーロ円は下値が堅い。20時時点では147.55円と17時時点(147.29円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下げにつれて146.90円台まで下落する場面があったが、一巡後はドル円の上昇と合わせて147.61円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.05円 - 151.38円
ユーロドル:0.9733ドル - 0.9802ドル
ユーロ円:146.68円 - 147.61円

(岩間)
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