東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では148.98円と12時時点(148.85円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。本邦実需筋からのドル買いで底堅く推移したものの、米10年債利回りが4.14%台まで低下したことで上値は限定的だった。
 黒田日銀総裁が「急速な円安が輸入物価の上昇をもたらしている」と述べたものの、円相場への影響は見られなかった。

 ユーロドルは小動き。15時時点では0.9843ドルと12時時点(0.9843ドル)と比べてほぼ同水準だった。オセアニア通貨が対ドルで弱含みに推移したことで、つれて一時0.9826ドルまで下値を広げたものの、米10年債利回りが低下していることで、下値は限定的だった。

 ユーロ円は強含み。15時時点では146.64円と12時時点(146.52円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が強含みに推移したことで、146円台後半で堅調に推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.56円 - 149.71円
ユーロドル:0.9826ドル - 0.9899ドル
ユーロ円:143.80円 - 147.39円

(山下)
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