東京外国為替市場概況・10時 ドル円、乱高下

 24日の東京外国為替市場でドル円は乱高下。10時時点では148.72円とニューヨーク市場の終値(147.65円)と比べて1円7銭程度のドル高水準だった。8時30分過ぎに149.71円まで上昇した後、政府・日銀による為替介入と思われる動きで一時145.56円まで急落。ただ、下値では依然として市場の買い意欲も旺盛で、一巡後は149円台を再び回復する場面も見られた。朝方から値幅を伴った非常に荒い値動きが続いている。

 ユーロ円も乱高下。10時時点では146.46円とニューヨーク市場の終値(145.68円)と比べて78銭程度のユーロ高水準だった。147.39円まで上昇した後に143.80円まで急落し、一巡後は再び146.70円台まで戻すなど、朝方からドル円と同じく上下に振らされている。

 ユーロドルは上値が重い。10時時点では0.9848ドルとニューヨーク市場の終値(0.9862ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドル売りが進んだタイミングでは0.9889ドル付近まで上昇したものの、その後は再び0.98ドル台半ばまで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.56円 - 149.71円
ユーロドル:0.9831ドル - 0.9899ドル
ユーロ円:143.80円 - 147.39円

(岩間)
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