東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り優位

 26日午後の東京外国為替市場でドル円は売り優位。17時時点では147.09円と15時時点(148.13円)と比べて1円4銭程度のドル安水準だった。米中長期金利の低下をきっかけに欧州勢が参入し始めるとドルの調整売りが活発化。ドル円は昨日安値の147.52円を下抜け、節目の147円も割り込むと146.81円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルは買い優勢。17時時点では1.0033ドルと15時時点(0.9961ドル)と比べて0.0072ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後にドルが全面安となった流れに沿った。パリティの1ユーロ=1.0000ドルを上抜けて9月20日以来の高値となる1.0035ドルまで値を上げた。また、ポンドドルも節目の1.1500ドルをブレイクすると1.1579ドルと9月14日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は17時時点では147.58円と15時時点(147.56円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下落したタイミングで147.19円まで下げたが、ユーロドルが上昇したため、すぐに買い戻しが入った。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.81円 - 148.41円
ユーロドル:0.9944ドル - 1.0035ドル
ユーロ円:147.19円 - 147.72円

(越後)
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