26日の主な要人発言(時間は日本時間)

26日08:05 神田財務官
「為替の過度な変動、無秩序な動きについては断固たる措置をとりたい」
「G7、G20諸国とは為替を含む様々な問題で毎日連絡とりあっている」
「イエレン氏は日本が介入を公表しないことを尊重している」

26日09:07 鈴木財務相
(※記者団から、介入の有無を公表していないことを米側が了承しているという認識か、との質問に対して)
「為替介入についてはコメントしない」

26日11:13 チャーマーズ豪財務相
「インフレ見通しが著しく低下するとは思っていない」
「年末のインフレ率は、現状の水準で高止まる見通し」

26日23:04 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「世界的なインフレは依然として高く、広範囲に及んでいる」
「特にエネルギー価格の上昇を反映」
「米ドル高は、多くの国でインフレ圧力を強めている」
「インフレ抑制を目的とした金融引き締め政策は世界中の経済活動を圧迫」
「経済が減速し、供給の混乱が緩和されるにつれて、世界のインフレ率は低下すると予想」
「米国では、制限的な金融状況が経済活動を鈍化させているにもかかわらず、労働市場は依然として非常に逼迫」
「金利上昇が需要と供給のバランスを再調整し、世界的な供給の混乱による価格圧力が弱まり、コモディティ価格の上昇による過去の影響が消失するにつれて、インフレが緩和すると予想」
「インフレ率は2023年末までに約3%まで低下し、2024年末までに目標の2%に戻ると予測」
「インフレ率の上昇とインフレ期待、および経済における継続的な需要圧力を考慮すると、政策金利はさらに上昇する必要があると予想」
「将来の利上げは、金融政策の引き締めが需要の減速にどのように作用しているか、供給の問題がどのように解決しているか、インフレとインフレ期待がどのように反応しているかに影響される」
「量的引き締めが政策金利の上昇を補完している」
「BOCは物価安定へのコミットメントに断固として取り組んでおり、2%のインフレ目標を達成するために必要に応じて行動を継続する」

27日00:04 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「BOCは金融引き締め終了に近づきつつある」
「インフレが低く安定し、予測可能であることを確実にする目標にはまだ程遠い」
「高い金利が成長の重しになり始めている」
「今後数四半期で成長が失速すると予想。この減速を乗り越えれば、成長は回復するだろう」
「ここ数カ月、一部の金融市場でストレスが発生していることに注目」
「基調的なインフレ率が低下しているという有望な兆しが見られる」

※時間は日本時間


(中村)
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