19日の主な要人発言(時間は日本時間)

19日06:41 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「インフレは高すぎる。FRBは現在積極的な行動している」
「我々はリセッションに陥っているとは思わない」
「6カ月後、インフレは相当程度低水準になると自信を持っている」
「コアインフレがピークアウトした証拠はない」
「コアインフレ・ピークアウトとの証左を確かめるまで利上げ停止しない」
20日02:25
「労働市場が軟化している兆しはほとんど見られない」
「ソフトランディング達成のために懸命に取り組んでいる」
「一部データは消費支出の鈍化を示している」
「総合インフレはピークに達した可能性がある」
「コアインフレがピークに達したという証拠は見られない」
「インフレ率を2%に戻すことにコミット」

19日08:12 鈴木財務相
「(為替変動)従来通りの考えでしっかり対応」
「(為替)きめ細かく常に動きをチェック」

19日10:18 黒田日銀総裁
「為替は経済のファンダメンタルズを反映した安定的な推移が極めて重要」
「最近の円安進行は急速で一方的、先行きの不確実性を高める」
「(急速な為替の動き)日本経済にマイナス、望ましくない」
19日14:34
「金融政策は為替を直接のターゲットとするものではない」
「行き過ぎた円安に対し介入したことは大変適切」

19日10:38 安達日銀委員
「為替相場、金融政策がコントロールする対象ではない」
「為替変動に都度対応すれば、政策運営の不透明感高まる」
「金融引き締めを行うべきタイミングにない」
「金融引き締め、家計や企業部門に悪影響生じうる」
19日14:32
「円安はスピード感が非常に強い、企業の設備投資などに不透明感もたらす」
「10月の消費者物価指数、かなり上昇する可能性高い」
「来年年明け後しばらくは物価高が続く見通し」
「利上げ抑制へ米経済をある程度冷やさなければならず、企業の1株当たり利益の調整に注意が必要」
「為替レートの今後の動向は答えられない」
「国債市場の機能度低下は、すでに対策行っており早急に何か対処すべきとは考えていない」
「新発10年債の取引不成立はこの2週間の出来事であり、恒常的なのか注視が必要」

19日12:57 スーダン外務省
「OPECプラス(石油輸出国機構=OPECと非加盟主要産油国による枠組み)による11月からの日量200万バレル減産、全会一致で決定した」
「決定は、エネルギー市場の需給安定を目的としたもの」
「スーダンは、OPECプラスの決定は経済的事情によるものとのサウジアラビア見解を支持」

19日15:49 岸田首相
「(為替の動向)高い緊張感をもって注視」
「適度な変動に適切な対応を取らなくてはならない」
「(G7・G20で)為替のコミットメント再確認できたのは有意義」
「投機が絡んだ過度で急速な為替の変動は容認できない」

19日23:51 リントナー独財務相
「金融政策と財政政策は互いに補完し合うべき」
「ECBの政策に背くことを政府がすべきではない」

20日03:12 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「物価はいくつかの地区で幾分緩和が見られたが、物価の伸びは高止まりしたまま」
「さまざまな業界で価格の大幅な上昇が報告されましたが、商品、燃料、輸送費の一部で下落が見られた」
「将来を見据えると、物価の上昇は全般的に緩やかになると予想された」
「雇用はほとんどの地区で緩やかなペースで増加し続けた」
「米経済活動は総体的に緩やかに拡大した。ただ、条件は業界や地区によって異なる」
「4地区では活動が横ばい、2地区では減速を示しており、金利の上昇やインフレ、および供給混乱に起因する需要の鈍化が挙げられてる」
「製造業はサプライチェーンの混乱が緩和されたこともあり、ほとんどの地区で安定または拡大した」
「住宅ローン金利の上昇と住宅価格の上昇により、一戸建て住宅の着工数と販売数はさらに減少した」
「物価はいくつかの地区で幾分緩和が見られたが、物価の伸びは高止まりしたまま」
「さまざまな業界で価格の大幅な上昇が報告されましたが、商品、燃料、輸送費の一部で下落が見られた」
「将来を見据えると、物価の上昇は全般的に緩やかになると予想された」
「雇用はほとんどの地区で緩やかなペースで増加し続けた」

20日04:47 ブラード米セントルイス連銀総裁
「FRBが示した利上げはやり遂げる必要」
「2023年の引き締めを今年に前倒しする選択肢もある」
「2023年に良好なインフレ動向を確認できる可能性もある」

※時間は日本時間


(中村)
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