14日の主な要人発言(時間は日本時間)

14日07:47 黒田日銀総裁
「G20では日本の物価動向や政策対応について説明」
「来年度以降のコアCPIは2%を下回る」
「日本経済の回復を支えていくことは当然」
「経済物価に対して適切な金利を考えると引き上げる必要はない」

14日07:55 鈴木財務相
「投機による過度な変動は容認できない」
「為替市場の動向を高い緊張感をもって注視」
「過度な変動には適切な対応取りたい」
「(G20で)為替についての合意事項を再確認」
15日04:53
「日本は為替市場の高いボラティリティを極めて憂慮している」 

14日08:12 財務省高官
「介入を実施したか、していないかの表明は、ケース・バイ・ケース」

14日09:49 易綱中国人民銀行(中央銀行)総裁
「穏健な金融政策の実施を強化する」
「実体経済への支援強化する」
「インフラ建設支援を重視する」

14日15:46 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「ターミナルレートの水準を決定するのは非常に困難」
「非常に高いレベルの不確実性が存在」
「インフレ率を中期的に2%の目標に戻すために必要なことは何でもする」
「ユーロ圏の下振れリスクが近づいている」

14日16:11 宮沢自民党税制調査会長
「防衛費を増やすための財源として法人増税は選択肢」

14日17:39 カジミール・スロバキア中銀総裁
「ECBは中立金利まで利上げを止めないだろう」

14日19:14 岸田首相
「投機も絡んだ急激な為替の変動、好ましくない」
「総合経済対策、来週に策定を本格化」

14日20:38 バスレ・スロベニア中銀総裁
「10月・12月両会合での0.75%利上げは適切」
「QTの議論は金利が中立レベルに達した時点で行うのが適切であり、2023年に議論し決定すべき」

14日21:44 プーチン露大統領
「バイデン米大統領と今のところ話す必要はない」
「G20で現地入りするかどうかはまだ決定していない」
「2週間以内に軍事動員を終了する予定」

14日22:41 トラス英首相
「法人税引き上げ凍結を撤回」
「ハント新財務相が月末に財政計画を発表する」
「ハント新財務相は経験豊富で、広く尊敬されている」
「財政支出は以前よりも急速に増加しない」
「中期的な債務削減のために必要なことは何でもする」
「ミニ予算の一部が行き過ぎたことは明らか」
15日01:14
「ハント新財務相がこれ以上、経済対策の撤回を求めないことを期待」

14日23:11 ジョージ米カンザスシティ連銀総裁
「唯一の明確なデータは、高いインフレ率であるということ」
「成長の見通しについて明確なシナリオはない」
「供給拡大がインフレ問題を解決する可能性は低い」
「インフレ抑制でターミナルレート(利上げの最終地点)はさらに高くなる必要も」

14日23:29 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「CPIは遅行指標であるため、昨日発表された9月の結果はそれほど驚くべきものではない」
「労働市場、住宅市場とも冷え込んでいる」
「本日発表された小売売上高も冷え込みの兆し」
「より制限的な政策が必要なのは間違いない」
「適切な時期に利上げを中止し、その後、しばらくは金利を維持」

14日23:29 センテノ・ポルトガル中銀総裁
「TLTROの条件が次の課題」
「来年、量的引き締め(QT)について議論する必要」

14日23:44 クック米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレは依然として容認できない高さにある」

15日03:01 イエレン米財務長官
「ドルの強さは各国経済の違いを反映している」
「為替レートは市場で決定されることを支持」

15日04:38 ナーゲル独連銀総裁
「ECBは2023年にバランスシートを縮小するだろう」
「ECBのバランスシートは大きすぎる。縮小する必要がある」
「ニュートラルレート(中立金利)について考えていない」

※時間は日本時間


(中村)
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