12日の主な要人発言(時間は日本時間)

12日05:40 イエレン米財務長官
「ドルの強さは様々な政策の論理的な結果」
「ドルは安全な逃避先であるため、ストレス時に資本が流入する」
「ドルの価値が市場で決定されることは米国の利益」
「ドルの水準は政策を反映しており適切」

12日06:24 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「リセッションへの懸念が金融政策正常化を阻害してはならない」
「短期の景気後退はスタグフレーションよりダメージが少ない」
「年末までに2%近くの中立金利を達成するべき」
「利上げ幅が0.50%か0.75%を議論するのは時期尚早」

12日07:15 エリス豪中銀総裁補
「中立金利は、政策のガイドレールであり目標ではない」
「豪の名目中立金利は少なくとも2.5%」
「向こう1年のインフレ期待は、2-3%の目標レンジ内で抑制されている」

12日07:21 メスター米クリーブランド連銀総裁
「実質金利がプラスを実現するまで利上げを継続する必要がある」
「FRB当局者は政策の方向性で立場が一致している」

12日09:57 鈴木財務相
「必要あれば必要な措置取るという考えはいささかも変わらない」
「動きが重要、どこに来たらとかそういうことではない」
「緊張感もって注視していることは今まで通り」

12日10:02 バイデン米大統領
「非常に浅い景気後退(リセッション)の可能性がある」

12日11:09 松野官房長官
「為替、日々の動きについて逐一コメントすることは控える」
「為替動向、高い緊張感をもって注視」
「過度な為替変動には適切な対応とりたい」

12日16:31 英中銀(BOE)報道官
「債券買い入れ計画は14日に終了する」

12日17:27 ハスケル英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「英国の生産性の低迷がもっとも大きな中期的問題」
「今日の金融政策については語らない」

12日18:39 英中銀(BOE)
「国債買い入れは一時的なプログラムであり、円滑に秩序だった方法で解除される」
「外国人投資家の英国資産への投資意欲の喪失に対して脆弱、リスクは高まっている可能性」
「14日の買い入れ終了を前に債務主導投資(LDI)ファンドを監視している」

12日20:40 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「11月会合で大幅な政策行動をとると予想」
「タイトな労働市場が賃金上昇を後押し」
「財政のアナウンスが需要を刺激する」
「市場のボラティリティは信頼の必要性を強調」

12日21:20 黒田日銀総裁
「日銀は物価安定の目標を達成するために緩和を継続する」
「安定した物価上昇は賃金上昇を伴う必要」
「インフレ見通しには慎重にならなくてはならない」

12日21:22 独政府
「来年の経済成長率は-0.4%と予想」

12日23:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「量的引き締め(QT)に関する議論を開始し、今後も継続する」
「ECBは現在、政策を正常化している」
「エネルギーはインフレを加速し続ける」

12日23:23 クノット・オランダ中銀総裁
「中立的な状態になるまで、あと数回の大幅な利上げが必要」
「9月よりも大きな利上げを行う必要はない」

12日23:37 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「住宅の低迷はあるかもしれない」
「0.75%の金利変更は非常に積極的な行動」
「ドルの強さはFRBの政策と米経済見通しを反映している」
「ドル高で米国のインフレ率が低下」

13日00:59 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「次回のECB理事会について市場は適切に認識している」
「1%の利上げは必要な規模を超えている」

13日03:05 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
「当局者はある時点で利上げのペースを減速すると認識」
「インフレ緩和は予想よりも緩やか」
「進行中の容認できないほど高いインフレを懸念」
「近く景気抑制的な金利到達を支持」
「インフレが著しく低下したという証拠はほとんど見られなかった」
「金利上昇は経済活動やインフレにあまり反応していない」
「労働市場の減速にもかかわらず利上げにコミット」
「至らない代償はやり過ぎる代償を上回る」

※時間は日本時間


(中村)
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