ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、弱含み

 2日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。2時時点では0.9867ドルと24時時点(0.9874ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢が参入してからの地合いの弱さが継続され、0.9859ドルまで売られて昨日安値0.9853ドルに迫った。またポンドドルも1.1449ドルまで日通し安値を更新している。

 なお、ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁の発言「さらなる利上げの可能性を排除することはできない」が伝わったものの、スイスフランは対ドルで0.9990フラン台までじり安。ユーロやポンドの弱さにつれた動きだった。

 ユーロ円は戻り鈍い。2時時点では145.14円と24時時点(145.09円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。24時30分過ぎには145.38円前後まで持ち直す場面もあったが、弱含むユーロドルに引きずられて再び145.10円割れまで上値を切り下げた。

 ドル円は下げ渋り。2時時点では147.06円と24時時点(146.91円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。ドルが対欧州通貨で強含んだ影響を受けて147円台を回復して推移した。ただこの後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えており、動意自体は鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.85円 - 148.37円
ユーロドル:0.9859ドル - 0.9915ドル
ユーロ円:145.04円 - 146.80円


(小針)
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