ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では145.90円と22時時点(146.43円)と比べて53銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.14%台まで低下したことなどを手掛かりに円買い・ドル売りが先行。前日の安値146.09円を下抜けて一時145.81円まで値を下げた。

 ユーロドルはじり高。24時時点では1.0011ドルと22時時点(0.9994ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると、一時1.0019ドル付近まで値を上げた。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では146.06円と22時時点(146.35円)と比べて29銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出たため一時145.99円と日通し安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.81円 - 146.93円
ユーロドル:0.9973ドル - 1.0031ドル
ユーロ円:145.99円 - 147.00円


(中村)
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