ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では146.40円と22時時点(145.77円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.17%台まで上昇したことなどを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。23時30分過ぎに一時146.57円と日通し高値を更新した。ダウ平均が一時300ドル超下落するなど、米国株相場が軟調に推移したこともリスク・オフのドル買いを誘った。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0018ドルと22時時点(1.0049ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢になると、一時1.0011ドルと日通し安値を付けた。

 ユーロ円は小高い。24時時点では146.67円と22時時点(146.50円)と比べて17銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入ったため一時146.89円と本日高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.18円 - 146.57円
ユーロドル:1.0011ドル - 1.0088ドル
ユーロ円:146.32円 - 146.89円

(中村)
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