ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、堅調

 11日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。2時時点では1.0332ドルと24時時点(1.0281ドル)と比べて0.0051ドル程度のユーロ高水準だった。調整のユーロ売りが入る場面はあるものの、昨日から続くユーロ買い・ドル売りの流れが継続し堅調に推移。2時前には1.0339ドルまで上昇し、8月11日以来3カ月ぶりの高値を付けた。
 なお、リスク選好の動きに敏感なオセアニア通貨も堅調。豪ドル/ドルは9月21日以来となる0.6703ドル、NZドル/ドルは同月13日以来となる0.6109ドルまで上昇した。

 ドル円は上値が重い。2時時点では138.98円と24時時点(139.45円)と比べて47銭程度のドル安水準。ユーロドルやオセアニア通貨に対してドルが弱含むと、ドル円も再び138円台まで売られ上値が重い。

 ユーロ円は小高い。2時時点では143.61円と24時時点(143.40円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。ドル相場となっていることでクロス円は明確な方向性はないが、ユーロ買い圧力が高いことで小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.78円 - 142.48円
ユーロドル:1.0163ドル - 1.0339ドル
ユーロ円:142.57円 - 145.03円


(松井)
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