ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、弱含み

 16日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロドルは弱含み。4時時点では1.0366ドルと2時時点(1.0394ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。「欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーらは来月の理事会で0.50%の利上げを支持」との一部報道が伝わった。ユーロドルは1.0355ドル前後まで下押した。

 ユーロ円も失速。4時時点では144.76円と2時時点(145.10円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ECB利上げが0.75%ではなく、0.50%にとどまるとの観測を嫌気。144.59円前後まで下値を探った。

 ドル円はもみ合い。4時時点では139.64円と2時時点(139.60円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。ユーロ円の動きに連動して円高方向へ傾く場面もあった。しかし、対ユーロなどのドル強含みを支えに持ち直した。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.74円 - 140.29円
ユーロドル:1.0331ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:143.57円 - 145.50円

(関口)
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