ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、じり高

 18日のニューヨーク外国為替市場で、ドル円はじり高。4時時点では140.33円と2時時点(140.03円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時3.825%前後まで上昇。ドル円は140.36円前後まで戻した。コリンズ米ボストン連銀総裁の追加利上げの必要性への言及や、0.75%利上げの可能性を指摘した発言が引き続き意識されているもよう。

 ユーロドルはさえない。4時時点では1.0331ドルと2時時点(1.0348ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇幅を広げるなか、一時1.0326ドルと、NY序盤につけた日通し安値に並ぶ場面があった。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では144.97円と2時時点(144.90円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のじり高とユーロドルの重い動きに挟まれ、145円割れ水準の限られたレンジで上下した。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.64円 - 140.50円
ユーロドル:1.0326ドル - 1.0396ドル
ユーロ円:144.56円 - 145.55円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。