ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では140.49円と22時時点(140.29円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.80%台まで上昇したことを受けて全般ドル買いが先行。欧米株価の下落に伴うリスク・オフのドル買いも入り、23時過ぎに一時140.72円と日通し高値を更新した。
 なお、22時30分発表の11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回った一方、10月米住宅着工/建設許可件数は予想を上回るなど強弱入り混じる結果となった。

 ユーロドルは24時時点では1.0335ドルと22時時点(1.0332ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが優勢になると、一時1.0305ドルと日通し安値を付ける場面があった。

 ユーロ円は強含み。24時時点では145.19円と22時時点(144.96円)と比べて23銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た一方、ドル円の上昇につれた買いが入り一時145.37円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.88円 - 140.72円
ユーロドル:1.0305ドル - 1.0406ドル
ユーロ円:144.45円 - 145.37円


(中村)
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