ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重い。24時時点では139.41円と22時時点(139.37円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。10月米小売売上高が予想を上回ったことで円売り・ドル買いが先行すると一時140.03円付近まで上げたものの、上値は重かった。10月米鉱工業生産が予想を下回ったことで円買い・ドル売りが入ったほか、米長期金利の低下が相場の重しとなり139.05円付近まで下押しした。

 ユーロ円も頭が重かった。24時時点では144.81円と22時時点(145.21円)と比べて40銭程度のユーロ安水準だった。22時30分過ぎに145.50円と日通し高値を付けたものの、24時前には144.68円付近まで下押しした。ドル円につれた動きとなった。

 ユーロドルはじり安。24時時点では1.0387ドルと22時時点(1.0419ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。欧米株価の下落を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.74円 - 140.29円
ユーロドル:1.0331ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:143.57円 - 145.50円


(中村)
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