ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では141.49円と22時時点(141.93円)と比べて44銭程度のドル安水準だった。21時30分前に一時142.05円と日通し高値を付けたものの、米10年債利回りが低下に転じると上値が重くなった。23時30分過ぎには141.31円付近まで下押しした。

 ユーロドルは下げ幅を縮小。24時時点では1.0256ドルと22時時点(1.0240ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。ドル買いの流れに沿って一時1.0226ドルまで下落する場面もあったが、米長期金利が低下に転じた影響もあり、NY勢の本格参入後は下げ止まった。

 ユーロ円は24時時点では145.13円と22時時点(145.36円)と比べて23銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時本日高値となる145.47円まで値を上げたものの、前週末の高値145.55円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。23時30分前には144.88円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.14円 - 142.05円
ユーロドル:1.0226ドル - 1.0333ドル
ユーロ円:144.33円 - 145.47円


(中村)
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