ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下値堅い

 24日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0422ドルと22時時点(1.0412ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。20時30分過ぎに一時1.0382ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。欧州長期金利の低下が一服したことも相場を下支えし、1.0428ドル付近まで持ち直した。
 なお、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事は「インフレがユーロ圏経済への脅威であり続ける中で利上げペースを減速させるのは時期尚早の可能性もある」との考えを示した。

 ドル円はもみ合い。24時時点では138.09円と22時時点(138.24円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米国市場が感謝祭の祝日で休場のため、市場参加者が減少し商いは低調だった。

 ユーロ円は24時時点では143.93円と22時時点(143.93円)とほぼ同水準だった。20時過ぎに一時143.66円と日通し安値を付けたものの、売りが一巡すると徐々に下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.06円 - 139.64円
ユーロドル:1.0382ドル - 1.0448ドル
ユーロ円:143.66円 - 145.23円

(中村)
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