ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、下げ渋り

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0348ドルと24時時点(1.0333ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。コリンズ米ボストン連銀総裁が追加利上げの必要性に言及したことなどを受けた米10年債利回りの上昇がいったん落ち着き、ユーロドルは1.0326ドルまで小幅に下落幅を広げたところから戻りを試した。一時1.0372ドル前後まで反発。ただ、米長期金利が再び上昇し3.823%まで水準を上げると、戻りが鈍くなった。

 ユーロ円も持ち直す。2時時点では144.90円と24時時点(144.60円)と比べ30銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル同様に144.56円まで下値を探った後、一時145.04円前後へ反発した。

 ドル円は底堅い。2時時点では140.03円と24時時点(139.94円)と比べ9銭程度のドル高水準だった。ユーロなど他の主要通貨が対ドル・対円で並行して上下したことから、ドル円は欧州午後からおおむね一定のレンジで推移。足もとで米長期金利が3.823%前後まで上昇幅を広げると、140.14円前後までややレンジ上限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.64円 - 140.50円
ユーロドル:1.0326ドル - 1.0396ドル
ユーロ円:144.56円 - 145.55円

(関口)
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