ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0333ドルと22時時点(1.0361ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。コリンズ米ボストン連銀総裁が「追加利上げは必要」「景気抑制スタンスはしばらくの間維持する必要」「政策金利に対する見方は直近のデータに左右されない」などと発言すると、このところ強まっていた利上げペースの減速観測が後退。ユーロ売り・ドル買いが優勢となり、一時1.0328ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円も軟調だった。24時時点では144.60円と22時時点(145.02円)と比べて42銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時144.57円と本日安値を付けた。

 ドル円はもみ合い。24時時点では139.94円と22時時点(139.97円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。ユーロ円などクロス円の下落につれた売りが出た半面、対欧州・オセアニア通貨でドル買いが進んだ影響を受けたためドル円自体は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.64円 - 140.50円
ユーロドル:1.0328ドル - 1.0396ドル
ユーロ円:144.57円 - 145.55円

(中村)
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