ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下げ渋り

 25日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0382ドルと22時時点(1.0379ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇を手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。前日の安値1.0382ドルを下抜けて、一時1.0355ドルまで値を下げた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。

 ユーロ円は上値が重い。24時時点では144.61円と22時時点(144.57円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。20時前に一時145.15円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。ユーロドルの下落につれた売りが相場の重しとなった。

 ドル円はもみ合い。24時時点では139.28円と22時時点(139.29円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米金利上昇に伴う円売り・ドル買いが出た半面、ユーロ円の下落につれた売りが出たため相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.38円 - 139.60円
ユーロドル:1.0355ドル - 1.0429ドル
ユーロ円:144.10円 - 145.15円

(中村)
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