ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ポンド 上昇

 6日のニューヨーク外国為替市場でポンドが上昇。米長期金利の低下幅縮小の動きに伴い、ドルに買いが入り、ポンドドルは1.2153ドルまで売りに押されたが、一転1.2269ドルまで反発した。また、ユーロポンドは0.8576ポンドまでポンド高が進み、ポンド円は167.26円近辺まで切り返した。「ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだポンド買いのフローが観測された」との声が聞かれた。

 ドル円は小動き。2時時点では136.67円と24時時点(136.52円)と比べて15銭程度のドル高水準。米10年債利回りが一時プラス圏に浮上し、ドル円は136.76円近辺まで買い戻しが入ったが、米長期金利が再びマイナス圏に沈み、ドル円の買いも続かず136円半ばを挟み、小幅の上下にとどまっている。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0495ドルと24時時点(1.0500ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準。1.05ドル割れ水準で下げ渋り、ポンドドルのドル売りも支えに1.05ドル前後で下値の堅い動き。

 ユーロ円も動意薄。2時時点で143.45円と24時時点(143.36円)と比べて9銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの動きに挟まれ、143円半ばで振幅し、値動きは限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.97円 - 137.43円
ユーロドル:1.0476ドル - 1.0533ドル
ユーロ円:143.10円 - 144.00円

(金)
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