ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では136.73円と22時時点(137.17円)と比べて44銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.44%台まで低下すると全般ドル売りが先行。23時30分前に一時136.40円と日通し安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.88まで低下した。

 ユーロドルは24時時点では1.0516ドルと22時時点(1.0536ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0550ドルと日通し高値を付けたものの、5日に付けた6月28日以来の高値1.0595ドルがレジスタンスとして働くと失速した。

 ユーロ円は上値が重い。24時時点では143.77円と22時時点(144.53円)と比べて76銭程度のユーロ安水準。22時前に一時144.58円と本日高値を付けたものの、ドル円の下落やユーロドルの伸び悩みにつれた円買い・ユーロ売りが入ると143.63円付近まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.40円 - 137.86円
ユーロドル:1.0443ドル - 1.0550ドル
ユーロ円:143.17円 - 144.58円


(中村)
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