欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 9日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では135.79円と20時時点(136.07円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。本日の11月米卸売物価指数(PPI)の発表を控えたポジション調整の売りで、一時135.66円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0556ドルと20時時点(1.0558ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。本日のNYカットオプション1.0550ドルのマグネット効果で値動きが抑制されている。

 ユーロ円は22時時点では143.35円と20時時点(143.68円)と比べて33銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが伸び悩み、ドル円も弱含みに推移したことで、一時143.17円まで下値を広げた。

  南アフリカランドは売り優勢。対ドルで17.3040ランド、対円で7.85円までランド安が進んだ。プラチナ価格が下落していることで世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに売りが強まった模様。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.66円 - 136.88円
ユーロドル:1.0547ドル - 1.0588ドル
ユーロ円:143.17円 - 144.47円



(山下)
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