欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、戻り鈍い

 6日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。20時時点では136.65円と17時時点(136.94円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが低下に転じたため、欧州序盤に進んだ買いは一転して売りが優勢に。市場の流動性が極端に悪化するなかで一時136.54円付近まで下げた。

 ユーロドルは下値が堅い。20時時点では1.0501ドルと17時時点(1.0491ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を支えに1.05ドル台を回復。もっとも、独長期金利も低下しているため、戻りは限られている。

 ユーロ円は20時時点では143.51円と17時時点(143.66円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の失速につれる形で一時143.27円付近まで下げ、本日安値の143.24円に接近した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.29円 - 137.43円
ユーロドル:1.0476ドル - 1.0519ドル
ユーロ円:143.24円 - 144.00円


(越後)
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