ニューヨーク外国為替市場概況・2時　ドル円、堅調

　12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。2時時点では137.47円と24時時点（137.17円）と比べて30銭程度のドル高水準だった。ロンドンフィキシング（日本時間1時）にかけて全般ドル買いが強まると137.40円台まで上昇。その後も目立った押しもなく、米10年債利回りがプラスに転じたことにも支えられて137.64円まで日通し高値を更新した。

　ユーロ円は強含み。2時時点では144.95円と24時時点（144.79円）と比べて16銭程度のユーロ高水準。ロンドンフィキシング付近ではユーロドルの下げにつれて144.50円台まで水準を落とすも、一巡後は買い戻し優勢の米株を眺めて上値を試す展開に。再び145円台に乗せて145.09円まで本日高値を更新した。
　ほか、原油先物の大幅反発などに後押しされ、カナダドル円が100.72円まで日通し高値を更新している。

　ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0544ドルと24時時点（1.0555ドル）と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。24時過ぎにつけた1.0580ドルを頭に伸び悩み、ロンドンフィキシングに絡んだユーロ売りドル買いが持ち込まれると一時1.0520ドル割れまで上値を切り下げた。ただ一巡後は反発したユーロ円とともに1.0540ドル台まで切り返している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：136.35円　-　137.64円
ユーロドル：1.0506ドル　-　1.0580ドル
ユーロ円：143.67円　-　145.09円


（小針）