欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 13日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では137.32円と20時時点(137.61円)と比べて29銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.57%台まで再び低下幅を拡大したことを受け、137.26円まで本日安値を更新した。注目の米消費者物価指数(CPI)発表をこの後に控えるなか、米金利動向に振らされながら上下する展開が続いている。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0548ドルと20時時点(1.0535ドル)と比べて0.00013ドル程度のユーロ高水準だった。19時過ぎにつけた1.0528ドルを安値として、1.05ドル台半ばまで下値を切り上げる展開に。欧州時間も狭いレンジ内での神経質な値動きに終始した。

 ユーロ円は22時時点では144.85円と20時時点(144.98円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて144.77円の安値までじわりと売りに押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.26円 - 137.97円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0561ドル
ユーロ円:144.77円 - 145.35円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。