欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下落

 14日の欧州外国為替市場でドル円は下落。20時時点では134.72円と17時時点(135.47円)と比べて75銭程度のドル安水準だった。今夜に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて神経質な取引となっていたが、関係者の話として日銀が来年金融政策の点検と見直しを行う可能性があるとの一部報道が警戒感を誘ったもよう。取引が薄いなか一時134.54円まで下振れ。昨日安値134.66円を割り込み、5日以来の安値をつけた。

 ユーロドルは上昇。20時時点では1.0669ドルと17時時点(1.0630ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル下落を支援に、1.0672ドルまでユーロ高・ドル安推移。昨日高値1.0673ドルに迫った。ポンドドルも1.2404ドル、豪ドル/ドルは0.6881ドルまで強含んだ。

 ユーロ円はさえない。20時時点では143.74円と、17時時点(144.00円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに連れ安となり、昨日安値143.53円を割り込む143.50円まで下落。ユーロドルの上昇へ追随できなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.54円 - 135.74円
ユーロドル:1.0619ドル - 1.0672ドル
ユーロ円:143.50円 - 144.26円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。