ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、FOMC後に上昇

*表記を一部訂正いたしました。

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表後に上昇。4時時点では134.75円と2時時点(134.95円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。FOMCの結果公表を控えるなか135円台では頭を抑えられた。FOMCでは予想通り0.50%の利上げが決定された。FOMCメンバーによる金利見通しでは、2023年末時点の中央値を5.1%と前回4.6%から引き上げられた。結果を受けてドル円は買いで反応し、一時135.89円まで上昇した。

 ユーロドルはFOMC後に弱含み。4時時点では1.0676ドルと2時時点(1.0654ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。FOMC前に昨日高値1.0673ドルを超えて1.0685ドルまで上昇。米金融政策の結果を受け、米金利上昇とともに1.0631ドルまで下げ足を速めた。

 ユーロ円は4時時点では143.85円と2時時点(143.78円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。FOMC前には堅調な株価を眺めながら144円前半まで持ち直した。その後ドル円の上昇につれて144.58円まで日通し高値を更新している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.54円 - 135.89円
ユーロドル:1.0619ドル - 1.0685ドル
ユーロ円:143.50円 - 144.58円


(小針)
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