ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、買い一服

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い一服。4時時点では137.83円と2時時点(137.91円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。ドル買いの流れのまま約2週間ぶりの138円台乗せ、3時過ぎには138.17円まで上値を伸ばした。ただ東京朝の安値からだと3円弱の上げ幅を記録しており、一巡後は持ち高調整の売りに押されて137.70円台まで水準を落とした。

 ユーロドルは大台割れで下げ渋る。4時時点では1.0622ドルと2時時点(1.0637ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ売りドル買いが継続され、1.0592ドルまで日通し安値を更新した。1.22ドル割れで下げ足を速めたポンドドルに追随した面もあった。もっとも1.06ドル割れで一旦は達成感がでたか、大台を回復すると1.0620ドル台まで下値を切り上げた。なお、ポンドドルは1.2157ドルまで下値を広げている。

 ユーロ円は上値切り下げ。4時時点では146.41円と2時時点(146.70円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが1.06ドル割れまで売られると、つれて146.15円まで下押しした。ただその後は146.30円台を中心に方向感なく上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.24円 - 138.17円
ユーロドル:1.0592ドル - 1.0735ドル
ユーロ円:144.31円 - 146.73円


(小針)
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